離婚調停とともに不貞相手に慰謝料請求訴訟を提起し解決した事例

依頼者

20代女性、専業主婦

ご相談内容

夫が不貞行為を行い離婚を考えているが、子のために納得できる離婚条件にしたいこと、また、不貞相手の女性からはきちんと慰謝料を支払ってほしいとの希望でご依頼されました。

当事務所の対応と結果

夫との離婚調停係属とともに、慰謝料請求交渉を不貞相手の女性に対して同時進行で行いました。調停期日を重ね、また家庭裁判所での子との試行面会等を経て夫との離婚に関しては納得できる条件(解決金として200万円支払うこと、適正額の養育費を支払った上で一定時点までの自宅光熱費は夫が負担すること、賃貸住宅の名義を夫から妻に変更することを協力すること、年金分割をすること)を獲得しました。他方、不貞相手からは任意交渉では納得しうる金額提示がなかったため、地方裁判所に慰謝料請求訴訟を提起し、和解で解決金を一括で支払わせました。

この記事を書いた人

弁護士 大澤美穂子(おおさわ みほこ)
クラース東京法律事務所 代表弁護士
第二東京弁護士会所属(登録番号:33043)
離婚などの家事事件、相続・後見などの高齢者問題、中小企業法務など幅広く取り扱う。
離婚案件では、依頼者の悩みに寄り添い、頼れるパートナーとして、法的課題の解決を通じて依頼者の真の利益を確保することを目標としている。
また、企業法務の豊富な実務経験を活かし、経営者や資産家の離婚に伴う諸問題に対応している。
主な経歴・所属

静岡県静岡市清水区(旧清水市)出身
静岡県立清水東高校、中央大学法学部卒業

著書

事例に学ぶ離婚事件入門(共著、民事法研究会) 他

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